★★★★ British Museum (大英博物館)

 

f:id:koeoka:20150601094028j:plain

 

 

 

British Museum (大英博物館)・・・

 

 その名とともに、ロンドン随一の博物館でございます。

映画「ナイトミュージアム エジプト王の秘密」の舞台になっていますね。大英博物館の様子を知るにも良い映画ですね。見たことありませんが。笑

ロゼッタストーン、スフィンクス、パルテノン・・・。その所蔵物のすごさよ多さからも絶大な人気を誇ります。

 

後述いたしますが、超広いです。訪問の際のタイムスケジュールにはご注意下さいね。

 

 

f:id:koeoka:20150601094025j:plain

 

 

 

基本情報

 
場所

 ピカデリーorセントラルラインのHolborn駅から徒歩7分ほど。Holborn駅からは特に案内板があるわけではなく少しわかりにくいのでマップを見ながら行くのがベターです。近くにバス停がいくつかあるので、そちらのほうがアクセスが良いかたも多いと思います。

 

 

 

 

 Oxford circusやPiccailly circusなどロンドンの商業中心地からほど近く、これほどまでの敷地規模があるとは流石といえますね。

短期間のロンドン滞在には、ショッピングと組み合わせてのプランがおすすめです。

 

 

 

開館時間

10:00-17:30

金曜には20:30までやっている模様ですが、それよりはやく閉鎖してしまう部屋もあるようです。

 

入場無料  

 特別エキシビションは有料となっています。いつも2−3つのエキシビションが開催されています。

興味がある分野のエキシビションなら、ぜひ。もちろん無料のエキシビションのみでも十分楽しめますよ。

 

 

無料WIFIあり 

 会員登録をしなくてはなりませんが、無料です。登録は適当に入力すればOK。旅行者には有り難いですよね。

 
 
概要 
世界最大の博物館のひとつで、古今東西の美術品書籍や略奪品など約800万点が収蔵されている(うち常設展示されているのは約15万点)。収蔵品は美術品や書籍のほかに、考古学的な遺物標本硬貨オルゴールなどの工芸品、世界各地の民族誌資料など多岐に渡る。イギリス自身のものも所蔵・展示されている。余りに多岐にわたることから、常設展示だけでも一日で全てを見ることはほぼ不可能である。 
 

f:id:koeoka:20150601094026j:plain

 
 常設15万点・・あまりにも多いので、興味ない分野は飛ばして見たほうが良いかと思います。
じっくり見たい気持ちはわかりますが、1点に10秒かけたとして、10×150,000=1,500,000秒=約417時間となりますからね。笑 
 
 
 
フロア

f:id:koeoka:20150601094027j:plain

 
 フロアは3フロア構成。併せて91の部屋がございます。91ですよ、91。。正直、私は4時間かけて30くらいのフロアしか見れませんでした。。そしてめっちゃ疲れました・・。 
ちらっとみて興味なさそうなら見ない!という潔さを持つのがベターでございます。 
 
 しかしながらこの規模で入場無料とは、、すごいですねロンドンは。 東京もぜひ入場無料を推進して欲しいものです。
 上の写真はすべてのフロアの中心にあるメインのでかいフロア。
 
 

f:id:koeoka:20150601094014j:plain

 
 メインのフロアに入って右手のほうに有料エキシビションのチケットブースがございます。
その逆側、入って左手のほうには音声案内のブースが。
 
 
 

博物館の様子

 

f:id:koeoka:20150601094019j:plain

 

人々の様子
 他の有名どころの美術館より、多種多様な人がいるように思います。
例えばテートモダンに行ったら美術好きっぽい人柄の方が多いのですが、、博物館という性質が起因しているのでしょうか。アジア系のツアー客も目立ちますね。他より人自体が多いこともあり、内部はけっこう賑やかです。 
 
 
 
内部の様子
 
 ここは博物館であり、歴史上貴重な資料を展示する場所。アートを展示する空間ではないのです。
それが理由?かわかりませんが、展示空間は項目ごとにがっと寄せ集めたような雑多な印象を受け、質素にまとめられています。
 
 とはいえ、展示空間としてのクオリティや配慮の差が各部屋ごとばらついているのが少々気になりました。何しろ歴史ある博物館ですので、設置・リフォーム時期に従って、ある程度テイストが違ってしまうのは仕方ありませんが。
 また、ライティングも気になる点が少々。天窓を大きく採ることで自然光を取り入れようとしているエリアは、その時の天気に左右されがちで不安定。特にロンドンは曇りがちだし。また。自然光のないエリアは薄暗すぎたりして、ちょっと勿体ないです。
 
 

f:id:koeoka:20150601094021j:plain

 
 
鑑賞の上気をつけること 
 前述いたしましたが、やはり時間の使い方ですね。”潔さ”はこの博物館を攻略する上でのキーワードとなるかと思います。笑 いや、はるばるロンドンの博物館まできたらじっくり見たいのはわかりますよ、わかりますけども・・・。
 
 
  また、展示されているのが”資料”という性質上、より理解するためには付属されている解説を読むのはマストです。アートと違い、目で見て理解できることは限られていますから。しかし、解説はもちろん英語表記・・・。もしロンドンに長く滞在する予定であるのなら、大英博物館への訪問は後回しにするほうがベターかと思います。より英語に慣れ、理解できるようになったころのほうが幾分楽しめることでしょう。    
 
 
 

f:id:koeoka:20150601094023j:plain

 
 
 

f:id:koeoka:20150601094024j:plain

 

f:id:koeoka:20150601094020j:plain

 
 こちらは個人的にお気に入りだったパルテノン関連の品々。
英語の解説とともに、絵を交えた説明もあるので英語がよくわからない方にもおすすめです。
上の解説絵は、遠近法という概念がなかったため平面的に描かれている壁画を、よりわかりやすく脳内で3D化できるよう解説しているものです。
 いくつかの資料には現代的な解説(スキャニングで内部構造を解き明かすなど)も用意されてるので、このあたりはたいへん面白いですね。
 

f:id:koeoka:20150601094009j:plain

f:id:koeoka:20150601094015j:plain

 
アステカのターコイズ。 
 
 

f:id:koeoka:20150601094011j:plain

 

f:id:koeoka:20150601094018j:plain

 
こちらは2人の女性の人生を辿るとともに、その人生の間に服用された薬を並べたもの。
こういったアプローチもある。
 
 
もちろん満足度は★5つなのですが、ネガティブポイントも多々あり。個人的裁量もふまえ、少し辛口に★4つとさせていただきます。