ロンドンでホームステイしてみた。
ロンドンに到着してから最初の2ヶ月間、ホームステイを体験いたしました。イギリスでのホームステイをお考えの方の参考になればと思います。あくまでも私自身の1回きりのホームステイの話ですので、一般的な話とはズレるかもしれません。ズレないかもしれません。そのあたりを頭の片隅に置いておいてくださいませ〜。
ホームステイをすると決めた理由
外人の家族と一緒に住むという体験をしたかった
実際、外人ってどんな暮らししてるんだ??って興味がありました。1人暮らしすると、向こうの家庭料理も食べれないですしね。あとは、ホストファミリーと仲良くなって、第2の家族みたいになりたかった・・・。
初めての海外での1人暮らしが怖かった
なにしろ臆病者なもので・・。私、それまでは東京での実家暮らしでしたので、1人暮らし自体が初めてで、さらにその初めてが海外・・。怖すぎる! ということで、ロンドンに慣れるまでは、向こうの家族と暮らすのがベターかなと思っていました。
次の部屋が決まるまでの借宿として。
上の理由と近いのですが、私はエージェントを通さない自力での語学留学でしたので、宿も自分で探す必要がありました。海外慣れしている人は、現地着後は数日間ホステルやゲストハウスに泊まって、その間に素早く部屋を決めるようです。しかし私は、留学決行以前は一度パリに旅行に行っただけという乏しすぎる海外経験でしたので・・・。英語もまともに話せませんでしたし。。ということで、ホームステイ期間中にゆっくり次の部屋を決めようという計画でした。
ホームステイの申し込み方
私は語学学校経由のサービスを利用したので、申し込みにあたってコミュニケーションをとるのは語学学校の人とでした。(もちろんメールです。)
語学学校側はHFSというホームステイ関係の会社を利用していました。HFSのサイトから、語学学校を通さなくても申し込めるようなので、お試し下さい。
ホームステイの種類と値段
ホームステイの値段はどのゾーンの家に泊まるか、ご飯をどうするかによって変わります。
singleはシングルルーム、twinは(一緒に留学する友人がいたらその人との)シェアルーム。
BBはBed & Breakfast(朝食のみ) HBはHalf Board(朝食と夜ごはん) SC はSelf Catering (自炊)を表します。
上記の値段は、1日あたりの値段。申し込みは1日単位で可能です。たぶんミニマムはあると思いますが。
上の表だと、なぜか朝食付きのほうが自炊より安いという謎現象が起きていますね。笑
どれを選べば良いの?
まず、zoneから。
これは学校や職場がどこかによりますね。zone1に通勤通学先があるなら、zone2内に住むことを強くお勧めします。遊びにいくにも観光に行くにも、だいたいがzone1ですから・・。
次に食事。
私自身は朝食のみにしました。夕食付きも良いですが、なんだかんだパブで飲んで遅くに帰ることが多くなりそうだと思い、朝食のみにしました。夕食を食べる食べないに関わらずお金は払わなきゃいけないし、夕食ありなしで1日£4違ってくるので・・。
個人的にはほんとうに正解だったと思います。一度夕食を食べさせてもらったのですが、不味かったので 。
私のホームステイ先はキッチン・ガス使用禁止の鬼畜使用でしたので、スーパーで買ったできあいのモノばかり食べるはめになりました。。キッチンが使えるかどうかは事前に確かめておく必要がありますね。
お金の目安ですが、1人暮らしの1.7-1.9倍くらいはかかると思ってください。いや、高いですよホームステイ。
申し込みの課程
zoneと食事のタイプが決まりましたら、申し込みましょう。
すると、取次先から、「ここどうですかー?」という資料が届きます。気に入ればOK、それで終了。もちろんチェンジも可能です。私の場合「他の候補も見せてー」って返信したところ、もう2つの候補を送ってくれました。選択肢は多いほうがいいので、1つめが良さげでも一応他の候補も見せてもらうのがベターです。
申し込みが完了した後、ホームステイ先にメールで挨拶しておきましょうね。
ホームステイ先の様子とルール
ホームステイ先のプライバシーを尊重して、あまり具体的には書きませんが・・・。ちょっと愚痴めいた感じになってしまうのはご勘弁を!
イギリス人じゃない。
申し込みの段階でファミリー夫婦の名前はわかっていたので、そこで気づけば良かったのですが・・・。そう、私のファミリーはイギリス人ではありませんでした。もちろん、英語を流暢に喋れる家庭ですが。移民の多いイギリスではわりとあることのようですが、せっかくならイギリスの家庭に住みたかった・・。
ご飯がキツかった
私は朝ご飯だけの契約でしたが、朝ご飯は毎日同じシリアルとリンゴが出されるだけでした・・。イングリッシュブレックファストを想像していたのでその落差に落ち込みました。実際、どこの家庭も同じような朝食らしいですが。
さらに、キッチンが使えない家庭でしたので、昼と夜ごはんを自前で調達しなくてはならなかった私にはけっこうキツい縛りでした。毎日出来合いのものを買って食べるという生活でした。これは事前に知らされていなかったことなので、これから申し込む人は確認しておくと良いでしょう。
ハウスルールも案外ツラい
やはり門限というものはございます。当たり前ですが、家族に気を使わなければなりません。また、シャワーは5分という謎ルールがあり、これもジワジワとストレスとなりました。もともと長風呂派でしたので・・
小さい子どもがいる家庭ということもあり、非常にうるさかったです(日本の子どもの2倍くらいうるさい。笑) 。朝6時過ぎからうるさいので、耳栓なしには寝れませんでした・・。
結論
もうホームステイはしたくありません。笑
話のネタ的には少しはおもしろいのですが、普通に住むより高いお金を払ってストレスフルな生活を送るのはおすすめは出来ません・・。もしホームステイするにしても、短い期間で申し込むのが良いでしょう。もし気に入れば、再度契約を延長すれば良いので。
ネガティブなことばっかり書いてしまいましたが、イギリス?海外?ならではのイベントごとにも参加できることができました。子どもの誕生日でのホームパーティーだったり、子どものファーストコミュニオン(キリスト教の儀式的イベント)だったり。
上記のことも個人的感想ですし、もちろん家庭によって千差万別ですので、あくまで参考までにしてくださいね。