★★★★ ポートベローマーケット(Portobello Market)
ノッティングヒルの恋人の影響で地価が高騰したと言われている
ポートベローマーケット(Portobello Market)
知名度的にも、規模的にも、ロンドンで1位2位を争うマーケットです。ちなみに競争のお相手はCamden Market (カムデンマーケット)。
カムデンマーケットについて詳しくはこちらの記事に👇
このあたりは、ノッティングヒルの恋人の影響で地価が高騰したと言われています。
Notting Hill Gate駅から歩いて10分ほどですが、駅からマーケットへの案内表示が出ておりますので、地図は必要ありません。人波についていけば大丈夫です。
マーケットは以下の曜日と時間で行なわれています。
Market opening times
09:00 – 18:00 Monday To Wednesday
09:00 – 13:00 Thursday
09:00 – 19:00 Friday and saturday.(アンティークと骨董品の屋台は、土曜日のみ開催 少し早く取引は始まる)
土曜日がメインデイでほぼ全てのお店が開店。金曜日が次点として忙しい日のようです。
日曜日はやっていませんのでご注意を!
駅から北方に向けてマーケットが2kmも続く光景は圧巻です。カムデンと違い、途切れることもありません。例に漏れず、トイレがほとんどないので事前に済ましておきましょう。
続いて、マーケットのカテゴリー別棲み分けについてです。ここ重要です。
駅から順に、
- 小物アンティークマーケット→
- 食べ物マーケット→
- ファッションマーケット→
- 家具などなど中大型アンティークマーケット・なんでもマーケット
と続きます。
ひとつひとつのカテゴリーが巨大ですので、興味があるマーケットから順にじっくり回ることをお勧めします!!
後半に疲れ果ててしまうので。ほんとに。。(私がそうでした)
後述しますが、ファッションマーケットはLadbroke Grove駅のほうが近かったりします。
さて。
Notting Hill Gate駅からとてもキュートな住宅が並んでいる道を縫い歩いていきます。
こういう淡い色の感覚も、イギリスっぽいですよね。4月には藤の花が綺麗に咲いているのも見ることが出来ますよ。
このようなカラーの家は、高級住宅街に多いですね。
マーケットが始まる前の道に、スコットランドの伝統品を集めたお店,
HIGHLAND STOREがあります。
ザ・イギリス!なタータンチェックのウールで編まれたマフラーやストール、ワックスドコットンのハットやコート、トラディショナルなウールのハットにスコティッシュウールのニットウェアまで。値段は比較的安いので、お土産にもいいかもしれませんね。
ちなみに、マーケットの中盤にも似たようなお店があります。そちらはもうすこしお値段が張りますが、そのぶん質は良さそうでした。
いざマーケットへ!
これは土曜日の写真ですが、この混みようが2km続きます。恐ろしい!
家の色もカラフルで、見た目も楽しいですね。
こちらは小物アンティークのエリアです。時計、アクセサリー、コイン、ガラクタなど想像できる限りアンティークは全て揃っていると思います。
露店だけでなく、両側のお店もショップですので、全部をじっくり見るのはほんとうにきりがありません。笑
物の質についても、良いものから悪いものまで、安いものから高額なものまで幅広いラインナップです。買い付けのプロも世界各国からやってくるマーケットですので、老若男女隔てず楽しめると思います。(プロたちはAM5:30から活動しているらしい。。早すぎ。。)
小物アンティークエリアの途中に、すこし異質で不思議な雰囲気の漂う素敵なお店があります。Katrina Phillipsです。
古いものから新品までセレクトしている家具のお店で、とてもお洒落です。(もしかしたら、オリジナルかも・・?)アイテム1つ1つがクセがあり、愛嬌で溢れています。
入りにくい雰囲気もありませんのでおすすめですよ。
マーケットとは関係ないのですが、道を一本はずれたところにファッションセレクトショップがございます。
その名もCouverture & The Garbstore。
Electric Cinema(映画館)の裏手ですね。
GFがWomens、B1がMensのフロアとなっております。店内は奥に広く、カジュアルでクリーンな印象のブランドがセレクトされております。
メンズフロアでは、エンジニアドガーメンツやフィルメランジェ、ニードルズなど日本のブランドも多く見かけられました。
詳しくは→ http://couvertureandthegarbstore.com/
マーケットをずんずん進んでいきます。
すると小物アンティークマーケットが終わり、食べ物マーケットに姿を変えていきます。
写真はどでかい鍋でパエリアを作っているところ。美味しかったですよー。山盛り£6ほどでした。
ほかにもキッシュ、パン、ハンバーガー、ホットドック、ベイクドポテト、ココナッツジュースなどいろいろあります。
食べ物エリアにはTescoやPOUNDLANDといったスーパーもございます。
さて、ファッションマーケットエリアへ。
前述しましたが、ここへはLadbroke Grove駅から歩いた方が近いです。
というのも、ファッションエリアはLadbroke Grove駅を通るアンダーグラウンドの線路沿いから展開されているのです。
疲れという観点から、ファッションを重点的に見たい人はこちらからスタートすることを強くお勧めします。。
ファッションマーケットは掘り出し物も多く、かなり満足できるマーケットとなっております。カムデンと違って、新品のものを売るお店も少ないですしね。
Levi's 501なども品揃え抜群です。UK軍モノ専門のお店も出店されています。
ファッションエリア付近には、LIVEをみながら座って昼ごはん&ビールを飲めるゾーンも。このあたりはペインティングも盛んですね。
このエリアの奥に無料の公共トイレ(仮説ですが)があります。ここらで一度用を済ましておくとベターです。
ファッションエリアを抜けると、小さい露天がなんでもかんでも売りに出している?雑多なゾーンに突入します。
このエリアは業者感が薄く(いうならばシロウトっぽい。笑)、値段もさらに手頃なものが多く揃っています。
家具等の大中型アンティークマーケットはここから始まっていきます。
通りを抜けた先に、George's Portobello Fish Barがございます。
フィッシュ&チップスがずば抜けて美味いと評判のお店で、見ての通り混み合っております。ロンドン在住の著名人もここに食べにくるそうです!
見た目はこ綺麗な感じではなく、知らなければスルーしてしまいそうなお店です。そういうお店って、なんかいいですよね。観光客に媚びていないというか。笑
近くにはLisboa Patisserieというパティスリー&パン屋がございます。こちらも有名で、僕が行った時には外まで行列ができていました。
外観はGeorge's Portobello Fish Barとおなじく少ししなびれた地元のお店という印象です。
ぜひチェックをーーー!
Lisboa Patisserieをさらに進んだ先には、RELLIKというレディースのヴィンテージショップが。
シャーベットカラーの壁、看板のフォント、材質、アイコンのショッピングクマが可愛らしいショップですね。中も同様に素敵で、ヴィンテージドレスも多く扱っております。
ポートベローマーケット、ほんとうに疲れました!長過ぎるし、長いといってもお店のクオリティはひとつひとつそれなりにしっかりしているし。昼前からいって、1日じっくり楽しめるマーケットですね。
いかんせん混雑具合が凄すぎるという点はマイナスです。(こればっかりはしょうがないんですけどね。笑 たんなる私の我侭でございますすみません。)
あとは食べ物系露天は種類は多いけど、オリジナリティは少し欠けるかな〜とは思いました。
ということで、、、
★★★★!!